悪化してなければOK
- ihiromi5-23
- 2022年7月30日
- 読了時間: 2分
私は精神科にカウンセリングのお手伝いに伺っておりますが、患者さんには癒しや安らぎを求めて病院に来ているという方もおられます。その方々はカウンセリングを受けて楽になるものがあるから通っておられるのでしょうに、中には帰宅してからご家族の方に「いつになったら治るんだ」「まだ良くならないのか」と言われ、具合が悪くなってしまわれる方がおります。
皆さん病気になった時は本人はもちろん、そのご家族も完治・治癒を願って治療されるのでしょうから、心配がゆえにそう言いたくなってしまうのも当然だと思います。でもその言葉がますます本人を追い込んでしまうということがあります。そう願っているのになかなかそれが叶わず、焦りやもどかしさを感じて苦しい思いをしているのはやはり本人でしょうからね。
病気によっては、闘病して病いに打ち勝つというよりも「共病」とでもいいますか、治癒を願いながらも病と共に最善を生きるといった理解が大事なこともあります。
治療する意味は治すことだけではなく、今よりも悪くならないようにするといったことも大事な意味であると思いますから。そしてまた「悪化してないならOK」そんな認識と理解が本人そして周りにもあったら、それが病を癒すもののひとつになるのかもしれません。
2022.5.13(金)6°28′
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